2012年04月01日

新年度開幕!

気がつけば4月1日。

新年度になりましたね。

卒業生が巣立って行ったと思ったら,新入生がキャンパスに溢れかえるのね。

ようこそ,大学の世界へ!

生かすも殺すも自分次第。

やったらやっただけの結果はついてくるから,是非色んなことに挑戦してほしいと思う。

我々教員も深い学びを提供できるよう努力していきます。


僕自身は,年度末急な不幸もあって,色々と予定していたことを実現することは出来ず,結果気がつけば新年度という状況になってしまい,まだ気持ちが切り替わっていないのだけど・・・

教育に研究に社会貢献に管理運営に,そんでプライベートに,やりたいこと,やるべきこと,やれることはたくさんある。

新たな年度も目一杯頑張っていきたいと思います!


みなさま,引き続きよろしくご指導お願いします

posted by つよぽん at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年03月29日

見守っていてね☆

一昨日から急遽地元の大阪に帰ってきている。


今週頭に母から連絡が入った。

親戚のおっちゃんが亡くなった,と。

母の兄なので,僕にとっては叔父にあたる。


3/26(月)の午後1時30分,享年79歳だった。


昨晩(3/28)お通夜に出て,今日(3/29)お葬式,告別式だった。
今しがた妻の実家に帰ってきた。
(そして,今日締め切りの仕事を済ませた。。)


親戚と言っても色々で,ほとんど会ったことない人もいるけど,母や僕(や妹)にとって叔父は特に濃い関係のある人やった。

子供のころから長期休みになったら,そこの家に行って,親戚一同集まるんだ。

おっちゃんはいつもその中心にいた。


とても厳格な人で,よく遊びに行っては怒られたりしたものだ。

貧乏な山田家は経済的にもすごく助けられた。

結婚式では乾杯の発声をしてもらったりもした。


ここ数年は関西から離れていることもあって,なかなか会えないでいたんだけど,今回のお正月,少し時間を作って会いに行ってたんだ。

ホントに久しぶりに。

その時はすごく元気で,別れ際に固く握手をして「身体気を付けてね,またね!」って言葉を交わしたんだ。


その月末,緊急入院して,それ以来集中治療室に入りっきりで,最後病院で息を引き取ったとのこと。

なので,その言葉が僕にとっては最後の言葉だったんだけど。

それでも,行って会うことが出来て本当に良かった。


とっても立派な式だったよ。

親戚はそう多くないんだけど,100人はゆうに超える人がお見送りに来てくれたよ。

人気者だったからね。


何よりおかんが一番号泣してたんだ。

おかんは複雑な家庭に産まれて,厳しい家庭環境だったんだけど,そんな中いつも助けてくれたのが兄(おっちゃん)だったそうで,そんな話をいつも聞かされてた。

おかんの泣く姿なんて見たことなかっただけに,強烈やったね。。

それだけ特別な人だったんだね。


最後,孫たちと一緒に僕も棺を持ってお見送りしたよ。


今まで本当にありがとうね。

ゆっくり休んでください。

そして,僕らをいつまでも見守っていてください。


posted by つよぽん at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年03月23日

ホームページのリニューアル!

ぶろぐをごらんのみなさま

ごぶさたしておりますm(_ _)m

みなさま,お元気にされてますでしょうか??

僕は山あり谷ありですが,毎日頑張っております。


あっという間に年度末,卒業シーズンですね。

うちは今日卒業式です。
雨でちょっとかわいそう。。

異動や転勤の季節でもありますね。

新たな旅立ちを心より応援しています!


どうしても,twitterやFacebookがメインになってしまっていて,ブログは浦島太郎状態ですが,たまには顔を出さないといけないなぁといつも思います。。

どうということはないのですが,この度自身のホームページをリニューアルしましたので,お知らせいたします。(http://yamatuyo.com

使ってたソフトがサポート終了してたり,すごく反応が遅くなっていたり,トップ画像(ディズニーワールドのメインゲートで両手を広げている私)をいい加減変えないと恥ずかしかったりしたので(笑),今回全面リニューアルすることになりました。

ソフトも変えて,随分更新しやすくなり,喜んでおります。

また,こんな情報掲載して!といったご意見・ご要望などあればご連絡下さいね。


では,また!

posted by つよぽん at 14:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年01月04日

新年のご挨拶と2012年(度)の抱負

新年あけましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


★2011年の振り返り

2011年は何といっても,4年8ヶ月過ごした島根大学(教育開発センター)を離れ,4月から愛媛大学(教育企画室)に異動するという大きな環境の変化がありました。

異動というのは大変なもので,慣れるのには少し時間を要しました。

仕事の内容は,学内の教育改革・改善(FD)の推進という点では同じなのですが,愛大の場合,文科省の拠点認定を受けていることもあって,四国内の地域エリア(SPOD)や全国も視野に入れた活動を展開しており,一気に対象の幅が拡がりました。

おかげで学内外での合宿型研修や他大学の講演・研修等の依頼・実施もかなり多く,色んな所に行かせてもらいました。


★2012年(度)の抱負

2012年(度)の抱負は,実践面(高等教育開発者として,また教育者として),研究面,そして私生活,それぞれ以下のように考えています。


◆実践面(高等教育開発者)の抱負

実践面では,引き続き,自分の実践力量を高めるとともに,教育の質保証・向上ひいては学生のよりよい学びの創造を目指して,より多くの先生方のニーズに応じた研修・講演(プログラム)を創造・演出することが出来ればと思います。


◆実践面(教育者)の抱負

2012年(度)から,全学初年次教育のパッケージ科目や心理系の科目,共通教育科目,非常勤科目等の授業が始まります。
高等教育開発者として絶対に必要な自分自身の授業実践をより質の高いものにするための努力をしていきたいと思っています。


◆研究面の抱負

◇高等教育に関する研究としては,主として教育の質保証の文脈における学生調査を含めた高等教育アセスメントやIRの推進に関わるもの,広義のFDに関わるものに携わってきています。また,汎用的能力を育成するための教育・学修環境のデザインについても取り組んできています。

◇心理学に関する研究としては,青年期の自己形成や学びの発達に携わってきています。
(僕にとって,高等教育と心理学の両立は僕が常に掲げている目標で,なかなか実現できていなかったのですが,2011年(度)は少し前に進めることが出来たように思います。)

そんなことも含めて,2012年(度)は大きくは次のような研究を推進していきたいと考えています。

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(1)自己・アイデンティティ形成に関する理論的研究および調査研究方法の確立とその実施(心理学)

(2)SPODにおけるFDプログラムの効果検証を軸として,横断型学生調査の開発・実施,組織開発支援の一環としてのツール(指標)開発や面接調査等を踏まえた調査研究(共同研究)(高等教育)

(3)愛媛大学研究活性化事業「大学における汎用的能力の構造と獲得方略に関する研究」や「愛媛県法人会の調査データ」(いずれもH.23年度)を踏まえて,学生の学びと成長を促す教育・学修環境デザインの理論的検討と実証的研究,および実践的研究(心理学と高等教育のコラボ)
----------------

他にも,これまで進めてきているIRに関する研究(主として実践研究)も行っていく予定です。これは現在共同研究者として申請中の科研の採択状況によってエフォートが異なります。

とは言っても,2011年(度)もそうだったのですが,外からの依頼が多かったこともあって(2011年(度)は依頼原稿を8本書いています),なかなか自分の進めたい通りに進められないことは予想されます。

その辺りは柔軟にやっていきたいと思うのですが,2012年(度)は,是非とも「自分の」研究を進めていきたいと思っています。


そして,その全てに関わって,

 今年は「インプット」に力を入れる年にしたいと強く感じております!

どうしてもアウトプットが多いし,仕事柄仕方のない部分もあるのですが,これがないとどんどん自分自身がダメになっていくように感じます。

実践開発にしても研究開発にしても,そのベース(裏付け)となる知識があってこそ,人を説得するに足るものになると思いますので,これは絶対に守らなければならないと強く感じております!


◆私生活での抱負

(1)どんなに忙しくても,妻(とチョコ)を第一に考え,彼女が少しでも幸せを感じられるよう精一杯務める。

(2)決まったことは後に伸ばさず,早め早めに準備をする。(締切は破らない!)

(3)継続は力なり!を実践する。(ダイエットをやり遂げる!)



気を引き締めて,2012年(度),一層の飛躍の年にしていきたいと思います。

みなさま,是非とも厳しい目でご指摘ご批判いただければと思います。
そして,志を共有出来る方と是非ともつながる機会を創っていければと思います。


2012年,どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

posted by つよぽん at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月19日

TPを掲載しました!

12月も残すところあとわずか。

原稿は,やはり最後の最後まで苦しんでいる今日この頃。。

で,前から載せようと思っていた自分のティーチング・ポートフォリオ(TP)をようやっとアップしました。
http://yamatuyo.com/top%20page/website_education.htm

大学評価・学位授与機構のフォーマットに準拠しつつ,うちの企画室が開催するワークショップで9月に作成したものです。

10ページという限られた紙幅の中で自身の教育業績記録を記すのはなかなか大変でしたが(特に情報の絞り込みが大変),やはりこうやってまとめると自分の軌跡,そしてその背後にある教育観が浮き上がってきます。

中教審でもTPの作成を推奨したりしていているし,教育業績評価の重要性が高まってきている昨今,多様な教育活動をきちんと評価する上でもTPは今後重要な役割を果たすことになると思われます。

そういう意味では早めに作っておいて良かったかな。

ご関心のある方は参考にされて下さい。


posted by つよぽん at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月02日

もう12月,原稿が書けない毎日に焦る私

ご無沙汰しておりますm(_ _)m

さてさて2011年も残すところあと1ヶ月!

ホント早いですね。。

まだ1年を振り返るにはやり残していることがありすぎます。

みなさんはどうですか?

僕は極めて慌ただしい毎日を過ごしています。

学内での様々な業務,全国色んな所での研修・講演業務,心理学・高等教育双方からの依頼原稿の数々に追われる毎日です。

前2者は何とかこなしているのですが,原稿が極めて滞ってしまっています。。

残り1ヶ月。

リマインダの意味も込めて明文化しておきたいと思います。

そして,是非,みなさまからも僕に檄を飛ばしていただけると幸いです。
ちゃんとやってるかー,がんばれー等々。。

それくらい追い込まれています…


12月は締め切りの原稿が3本あります。


◆1本目(12/28締切)…某心理学会のハンドブック(テーマ「学び,発達」)
 →すでに締切を過ぎていて,最後通告がこの期限。ハンドブックという性質上,歴史的経緯を踏まえて網羅的に押さえないといけないので,文献を読み込むだけでいっぱいいっぱいな状況。進捗状況は5割程度。極めて深刻な状況です。。。

◆2本目(12/25締切)…海外某大学のジャーナル(テーマ「日本,FD」)
 →同僚との共著。海外のジャーナルと言うことで英語での執筆。進捗状況は0割。こちらも深刻な状況です。。。

◆3本目(12/19締切)…某企業の雑誌の特集原稿(テーマ「学生調査」)
 →先日依頼のあった原稿。日本語だし分量もさほど多くないけど,ちゃんとしたところのちゃんとした雑誌なので,きちんと応じたいところ。進捗状況は0割。急ピッチで進める必要があります。


と,心理学と高等教育双方から異なるテーマ・言語での依頼原稿が重なっております。。

もちろんその間に,他大学の研修講師,学生を連れての合宿など日常の業務も色々あります。

本当にこの状況を乗り越えることが出来るのだろうか。。


マジでやばい。。

それが終われば,某心理学会の辞典の原稿(1月中旬が締切),某心理学関連学会誌の依頼原稿(2月締切)も控えています。

そして,3月には京大フォーラム(3/15, 16)で,シンポジウム,ラウンドテーブル,個人研究発表(これは3rd)と控えていて,そのための準備もしなきゃいけない状況。。


マジでやばい。。


とにかくまず無事に新年を迎えることが出来るのだろうか。。

みなさま,山田ちゃんとやれ!とプレッシャーをかけてやって下さい。

そして無能な僕を奮い立たせてやって下さい。

甘えた人間でスミマセン。。


ということで,久々のブログが弱音を吐くようなものでスミマセンでした。

posted by つよぽん at 23:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2011年10月13日

【ご案内】FDer養成研修in東京

先週末は,法政大学のFDシンポジウム,無事終わりました。

予想通り濃いメンバーだったので,なかなかに濃い内容だったように思います。
盛りだくさんすぎて,また少し議論の次元が現場レベルのものより高かったので,フロアの方々にとってどの程度意義あるものだったか些か不安もありますが,個人的には勉強になりました。

何より,情報交換会の場で羽田先生と色々と意見交換出来たので楽しかったです。

「FD」という言葉に込められた様々な立場・想いが錯綜する現状もありますが,私個人としては,日本の大学教育が少しでも良くなり,少しでも多くの若い世代が大学というフィールドでより良い学びを経験出来るような状況を生み出していく,そのお手伝いをしていきたいと思っているし,その実現の1つの手段としてFDというものを考え実践していきたいと思っています。

そんなことを感じさせてもらえる一日でした。


そうした思いを具現化する1つとして,11月に「愛媛大学ファカルティ・ディベロッパー養成研修」を開催します。

これは,FDを企画・実施する立場にあるファカルティ・ディベロッパー(FDer)に求められる知識・技能・態度を育成することを目的とした研修会です。

愛媛大学主催といっても,開催地は東京になります。

お金も無料(2日の昼食代として1000円徴収)となっています。

その他,詳しくは以下をご参照下さい。

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■日時:2011年11月11日(金)〜13日(日)

■会場:キャンパス・イノベーションセンター東京[CIC]
(東京都港区芝浦3-3-6)

■講師:
小林 直人 (愛媛大学教育企画室長、医学系研究科教授)
秦  敬治 (愛媛大学教育企画室副室長、教授)
佐藤 浩章 (愛媛大学教育企画室副室長、准教授) 
山田 剛史 (愛媛大学教育企画室、准教授)
城間 祥子 (愛媛大学教育企画室、助教)
大竹 奈津子(愛媛大学教育企画室、特任助教)
山内 尚子 (京都産業大学教育支援研究開発センター、ゲスト講師)

■主催:愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室
共催:日本高等教育開発協会[JAED]

■参加費:1,000円(2日目昼食代として)
※ウェルカムパーティ(1日目)、情報交換会(2日目)に参加される方は、別途、1,000円(ウェルカムパーティー)、4,000円(情報交換会)を当日お支払いいただきます。

■参加対象者:各学部等でFDを担当する教職員(1年以上FDを担当している教職員)
※所属先でのFD活動の事例を使ったワークがあります。
※3日間通しの参加となります。

■定員:50名 ※先着順となります。
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申込期限は10月25日(火)となります。


その他,申込方法等の情報については,以下のサイトもしくは募集チラシをご参照下さい。

・企画室サイト(http://web.opar.ehime-u.ac.jp/event/cat59/post-68.html
・募集チラシ(http://web.opar.ehime-u.ac.jp/event/file/seminar_for_faculty_developers.pdf


みなさまと濃厚な時間を共有することが出来れば幸いです。

東京でお会いしましょう。

posted by つよぽん at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月28日

若者の「就職」問題に関する講演

今日は,うちの法文学部総合政策学科のFD研修として,外部講師に児美川孝一郎先生(法政大学キャリアデザイン学部教授/学部長)が来られた。FD研修を担当された統括コーディネーターの先生からのお誘いもあって聞きに行ってきた。

演題は「若者はなぜ「就職」できなくなったのか?」

2011年2月に同名の著書を刊行されている。

近年の若者の厳しい「就職」状況を踏まえて,これまでの日本型雇用システム(「就職」ではなく「就社」,新卒一括採用,OJT等企業内研修,年功序列)の特徴や問題点,とりわけ90年代以降に変更を余儀なくされた社会の現状と問題点(非正規雇用の増大と劣悪な環境),それらへの政府の対応とその問題点,そして大学教育に突きつけられた課題といった点についてお話しされた。

僕自身これらの問題については講義等でも取り上げたりしてきているので,復習を兼ねて近況の整理をしたという感じだが,先生の言葉(そのままではない)で何点か印象に残っているものがある。


・社会矛盾のツケを若者が支払わされる事(過剰な若者バッシング)への憤り。
 →かつての若者より今の若者の方がよっぽど頑張っている。
・労働市場問題を教育問題で解決できない。
・35歳を境として2つの世界にはあまりにも大きなギャップがある
 →35歳未満の若者の状況は35歳以上の大人には理解できない。それくらいの断絶(厳しい現実)がある。
・高まる高等教育進学率は失業率向上の抑止力(調整弁)になっている。
・がんばっても就職にたどり着けない。
 →学習離れ。
・ジョブ型雇用(高度専門能力活用型グループ)の拡大可能性。
・“やりたいこと主義”は百害あって一利なし。
 →キャリア教育は厳しい現実とどう折り合いをつけるか。
・重要なのは“方向感覚”と“マネジメント”。
 →職種ベースではありつけない。ある程度こういう方向で,くらいの感覚を持てるか。
・ジェネリックスキルをつけるための特別プログラムは不要。
 →学士課程教育全体でカバー。


こんなところか。

それぞれについて僕なりに思うところはあるが,概ね同意できるところである。

さらっと挙げているが,それぞれ重要な問題提起であり,学生教育に携わる者としてはきちんと考えておかねばならない問題であろう。

ただ,どうしても学部教員向けということもあって,また先生自身も学部教員であるということもあって,ややもするとキャリア教育を始めとする新しい教育改革不要論にもつながりうる。今のままでも十分ではないか!文科省に従う必要はない!的な。

もちろん先生は改革は必要。自分も含めてこれまでの大学教員は努力を払ってこなかった。ちゃんとやらないといけない,と何度も主張しておられた。

ただ,具体的に個々の大学が,個々の大学教員が何をなすべきなのかといった点にまで突っ込むことはなく,ホリスティックに学生を育てていくことが重要,と何だかお茶を濁すような形で終わったのが残念。

学士課程教育全体をキャリア教育と捉える視点は重要だし,僕も今横行しているような独立科目としてのキャリア科目などは必要最小限でここは本丸ではないと考えている。

やはり必要なのは個々の授業における教授法(ペタゴジー)の改善およびそこに付随する支援システムではないだろうか。

大学教育として出来ることには限りはある。
(全ての問題を解決することは不可能だし,そこまで背負うこともないと思う)

が,こうした事実を学生,教職員ともに真摯に受け止めて,出来ることを確実に着実にやっていくより他はないように思われる。

他にもこの問題について思うことは山のようにあるが,これくらいで。

posted by つよぽん at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

【ご案内】第1回高等教育質保証学会

さてさて10/8のFDシンポジウム@法政大学に引き続き,学会のご案内です。

今度は第1回となる高等教育質保証学会の年次大会が10/27(木)〜28(金)に東京大学で開かれます。

詳しくは学会HP(http://www.jaquahe.org/index.html)をご覧下さい。

申込期限は10/20とのことです。
申込はこちら(http://www.surveymonkey.com/s/jaqhe2011

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【プログラム概要】
10月27日(木)
10:30-12:00 基調講演
 OECD Head of CERI (Centre for Educational Research and Innovation) Dr. Dirk Van Damme

14:20-16:20 [セッション1:先端的研究]
 <セッションA>:分野別参照基準の考え方―日本学術会議の作業にかかわって(広田照幸/日本大学教授)
 <セッションB>:高等教育開発の理念と方法(川島啓二/国立教育政策研究所研究総括官)
16:40-18:40 情報交換会

10月28日(金)
9:00-12:00 [セッション2: 三評価機関(大学基準協会・大学評価・学位授与機構・日本高等教育評価機構)セッション][効果的な内部質保証の実現にむけて]
 三評価機関による提案
  ・ 大学基準協会 大学評価・研究部 部長 工藤潤
  ・ 大学評価・学位授与機構 理事 岡本和夫
  ・ 日本高等教育評価機構 評価事業部長 伊藤敏弘

13:10-15:40 [セッション3: 事例研究]:事例発表(合同)
 ・教育の質保証に関する実践的展開と課題−島根大学と愛媛大学における実践事例の比較から(山田剛史/愛媛大学准教授)
 ・評価・計画・予算の連携による教学マネジメントシステム「改善アクションプラン」とIR(山本幸一/明治大学教学企画事務室副参事)
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ちなみに,僕は2日目の「事例研究」枠で報告をします。

主旨はこんな感じです。

「内部質保証システムは,広義には機関としてのPDCAサイクルを担保することであると言えるが,実際には様々な下部システム(内容・レベル等)を包含した複雑な営みによって構成されている。加えて,その実現に向けては当該機関の文脈(規模・セクター・目的等)を踏まえて最適解を探求する必要がある。報告者は,島根大学と愛媛大学2つの「地方」「国立」「総合」大学の「大教センター」で質保証の実践に取り組んできている。本報告では,2大学における質保証に係る取組(特に,組織開発と人材育成,FDとアセスメントの観点から)を俯瞰し,比較検討することで,内部質保証システム構築における実践的課題について浮き彫りにすることを目的とする。」

他のセッションがマクロな話になるので,事例研究のセッションは,質保証に関する実践事例をもとにフロアのみなさまと問題意識を共有するものになります。

よろしければ議論しましょう。

posted by つよぽん at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月24日

【ご案内】法政大学FDシンポジウム

台風が去って,昨日,今日とすごく良いお天気ですね♪

先日,某心理学会誌の依頼原稿を執筆・脱稿できました!(締切の10日前!)

そして,今し方,この後ご案内する法政大学のFDシンポジウムの発表PPTを作成・送付できました!(締切の5日前!)

僕は基本締切は過ぎたことがありません!キリッ

でも,今回急ぎ足でこれらを作ったのは,次の原稿(某心理学会編のハンドブック)(来月末締切)が待っているからなのです。

これはボリュームも多いし,色々調べなきゃいけないし,大変なのです。

でも,心理学サイドでも大学教育サイドでも重要なテーマを書くことになるので,ちゃんとやりたいわけで。

その後も,引き続き原稿やら学会やら講演やら研修やらが多数待ち構えているので,何とか少しでも多くの時間を空けるために急がせてもらいました(あ,手は抜いてないです,ハイ)。


大学教員のリサーチマネジメントは極めて重要な死活問題ですね。


さて,本題です。

来月10月8日(土)に,毎年恒例?の法政大学第9回FDシンポジウムが開催されます。
以下,詳細です。
(ポスターはこちらhttp://www.hosei.ac.jp/kyoiku/fd/images/topics/1312163399/1312163399_4.pdf

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第9回FDシンポジウム「本当に必要なFD活動とは−実質化のための支援・教育評価―」

日時:2011年10月8日(土)13:00〜16:30
場所:法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎5階 S505教室
参加費:無料(情報交換会1000円)
プログラム:
 基調講演「大学教員の能力形成プロセスとFDの課題」羽田貴史(東北大学)
 話題提供1 山田剛史(愛媛大学)
 話題提供2 鳥居朋子(立命館大学)
 話題提供3 山田礼子(同志社大学)
 話題提供4 川上忠重(法政大学)
 パネルディスカッション
 情報交換会(16:45〜17:45位)
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まぁ,何というか気合いの入ったメンバーを集めたもので(笑)
しかもテーマがでかい!
センター長の川上先生,気合い入ってますね。
一大学の開催するシンポとしては異例じゃないでしょうかね。

僕はシンポのタイトル(「本当に必要なFD活動とは」)に触発されて,「多様性と標準性,同僚性と専門性の相克を超えて〜誰のための,何のためのFDか〜」という題目で報告します。

京大→島大→愛大とFDを語る上で外せない2大学での実経験+それらの間で模索しながら進めてきた島大での取組を俯瞰しつつ,上記のテーマに自分なりに応えていきたいと思っています。

とはいえ,山田先生,鳥居さん,そして僕とみんな学生調査の開発等の教育評価やIRに従事していることから,全体の議論はそっちに引っ張られるかもしれませんが,出来れば僕としては(理念・理想論ではなく実践的な意味で)「本当に必要なFDとは」にこだわっていければと思っています。


申込期限は「10月4日(火)16:00まで」となっています(詳細は上記URL参照)


みなさまと有意義な場を共有できればと思います。


ご案内でした(*^_^*)

posted by つよぽん at 11:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月17日

お世話になりました&これからよろしく♪

さて,早くも9月も半ば。

今は学会シーズンですね。
とはいえ,業務上出張等外に出ることが多いこともあって,自発的な学会参加を控えている状況なので,また,書かなければいけない原稿がたくさんあるので,おとなしく松山で過ごしております。。

しかも,高等教育系の学会と心理学系の学会はほとんど参加者が被っていないことからも,ほとんど同時期(同日)に行われるのでなかなか難儀です。

さて,それはさておき今日のお題の意味ですが。

実は,今日は以前購入した新車がお家にやってきたのでした!!

ちょうど1年前の9月には妻の2ndカーを購入したのですが,今回は1stカーです。

これまで乗っていた車は気がつけば「8年半」経っていました。

8年半は短いようにも思いますが,なにせ島根に住んでいた4年8ヶ月の間に山ほど大阪まで往復(片道約300km)していたり(多いときには月4回とか),島根中の温泉をめぐったりということで,走行距離は既に13万キロを軽く超えていました。

この初代1stカーは,妻が大学院を修了して仕事をする際に,妻の実家の方で購入したものなので,2代目となる今回の車は正真正銘自分のお給料(ただしローン…)で買ったものになるわけです。

外車にしようかと悩んでいたのですが,修理等維持費にお金がかかりそうだったので,またちょうど気に入った車があったので国産車にしました。

ということで,これまで色んな所に色んな思い出を乗せて走ってくれた初代の車さん,長い間大変お世話になりましたm(_ _)m

神戸→大阪→京都→島根→愛媛とたくさんの土地を経験したし,チョコちゃんとも同い年ということでなかなか愛着があったのですが。。

今日,ディーラーさんが新車を家に届けてくれた際に,引き取られていきました。。

お別れです。


そして,別れもあれば出会いもあります。


新しいヤツが我が家に迎えられました。

最新式のこの車は,かなりクールなヤツです。

外装・内装の見た目もそうですが,カバンに入れたままでも開閉自在なインテリジェントキーやらワンタッチのプッシュエンジンスタート機能が搭載されてたり,AV関係も多機能で充実と,8年半の進歩はめまぐるしいわけです。

これから色んな所へ行こう!

思い出をたくさん創ろう!

ということで,これからよろしく♪


明日は初めてチョコを乗せて,チョコを美容院に連れて行きます。
(あんまり汚さないでね☆)

posted by つよぽん at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月10日

元気が出る訪問者☆

9月7日(水)は,科研の調査の一環で鳥居さん@Ritsと杉本さん@東北大が来学。

ひとしきりの調査の後,郷土料理のお店にお連れして食事を食べながらゆっくりお話♪

特に鳥居さんとはかれこれ2年ほど前からのお付き合い。
一緒にRTを企画したり,情報交換をしてきたりしている。

学生調査・IR・質保証と僕自身が進めてきている実践・研究活動の展開にかかせない貴重な仲間。

いつもするどい指摘と真摯な態度で,知識や元気をもらっている。

高等教育改革・改善の実践の場に身を置きながら研究と連動させていくことは容易ならざる事で,どちらかの極に寄っかかることは難しいことではないし,実際にそうした人がほとんどな中で,スタンスを共有出来る数少ない研究者の1人だ。

杉本さんも鹿大時代に何度かお話しする機会があって,ストレートで柔軟かつとてもスマートな方。

同じ地方国立大の大教センターという括りではなくなったけど,引き続き色々と学ばせてもらえればと思う。

それぞれの大学の状況や国内外の高等教育改革の動向,課題,問題点,今後の研究のビジョンなど色んな話をしました。

あっという間に5時間ほど経ったけど,こうした志を共有出来る先生方との時間は愉しい♪

頑張らなくっちゃ!!

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2011年09月09日

ティーチング・ポートフォリオWSだん

そして今週の頭(5日(月)・6日(火))の丸2日間は,ティーチング・ポートフォリオ作成のためのワークショップのため,部屋に缶詰で作業。

愛大では年に数回こうしてTPのWSを開催して,メンターとの対話を図りながらNIAD式のTPを作成&更新している。

基本任意での参加だが,僕の場合は上司からの指示で急遽受けることに。
(すぐにメンティーとして貢献するようにということ・・)

NIAD式のTPは一定の枠組み(分量は8〜10ページ等)の元で,単純な業績一覧ではなく,教育の理念や戦略・方法論等を文章化していく。数回のメンターとの面談を行いながら改訂を行い,2日間のWSだけでは完成せず,今月いっぱいをかけて改訂を重ねていく。最終的にそれぞれのエビデンスをつけて提出し,認められれば修了証をもらえる。

特に,重要なのが「教育の理念」と思われる。

様々な教育活動の背景にある個人としての教育の理念(哲学)を掘り下げていって言語化していく。
そのプロセスで様々な気づきが促される。


僕の場合,仕事柄,教育について日常的に考えていることでもあるので,作業はさくさく進み実質半日程度でほぼ書き上げたわけだが,一定のフレームに従って整理することは有用であると思われる。

ただし,僕の場合,授業実践者としての私と,教職員の能力開発を推進する私,それらを研究として扱っている私などの高等教育開発者としての私とが存在し,この辺りを認識上どのように識別し,記載するのかは少し苦労した。


本学では,教員は任意だが,職員については全員作成することになっており(スタッフ・ポートフォリオ),既に管理職は全て作成を終えており,一般職員は今年度中に作成を終えるとのことだ。

このWSには愛大以外にもSPOD事業の一環でもあるため,四国内の高等教育機関の先生方も参加される。

最後は飲み会を行って,互いの労をねぎらった。

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河合塾シンポだん

9/3(土)は河合塾シンポジウム「今,大学教育に求められるジェネリックスキル」に参加のため,日帰りで福岡出張でした。

具体的なプログラムは↓
http://resemom.jp/article/2011/07/21/3423.html

上司からの指示で行ってきたわけですが,何といっても台風が直撃の日だったので,ぎりぎりまで飛行機が飛ぶのかドキドキ。

朝一の飛行機は結局無事飛んだんだけど,プロペラ機なので,まぁ揺れた。きっつかったぁ。。

シンポの中核は,河合塾がリクルートWorksから独立したリアセックと組んで開発したジェネリックスキル測定のための「PROG(Progress Report On Generic Skills)テスト」の試行実施と結果報告。

学習成果測定は国際的にも目下喫緊の課題となっていて,大学のみならず企業もこうした課題の解決に参入してきている。

学習成果測定には,直接/間接,知識/汎用的技能等々,捉え方や捉える対象等様々であるが,特により客観的に把握できるテストの開発が盛ん。

しかし,個人的にはいくつかの問題を感じている。

・「客観的アウトカムのジレンマ」by小方(2008)
・内部質保証/教育改善・FDとベンチマーキングの差異

等々。

要するに,こうして外部テストや全国調査が盛んになってきているが,個々の学内の内部質保証文脈での調査や蓄積されている教学データとの関連,そうした結果の分析・解釈を行う人材の育成,教育改善・FDとのリンケージを推進していくという課題に,どの程度こうした外部テストが切り込めるかがカギとなろう。


確かに,PROGテストはなかなか良くできていると言える。
大きくリテラシーとコンピテンシーに2分した(絞り込んだ)ことや,調査項目の設定の仕方にも相当の工夫が見られること,そして個人プロフィールのフィードバックがグラフィカルに示されること等の特徴が挙げられる。(もちろん結構なコストがかかるわけだが)


それ以上に気になったのは,ジェネリックスキル養成の要請が極めて高くなってきているが,そのことが大学の本来の目的である知識習得と必ずしも連動していないことだ。

比較的,知識面で特色を出しづらい大学は,こうしたスキル獲得に躍起になって何とか自大学の特色を出そうとしているが,そしてその成果をこうした調査によって見せようとしているように見えるわけだが,どうしてもその構造が気になってしまう。

確かに知識以外にも多様な能力の獲得がなされるよう教育全体をデザインすることは重要であると考えるが,スキルのみに特化したような授業やカリキュラムは賛同致しかねる。

また,そうした力を授業の中で育成し評価する上での成績評価の問題や,その裏側にある個々の教員の成績評価のバラツキの問題を抜きにGPAなどと関連づけたりしても仕方がないように思う。


つまり,内部質保証システムがほとんど機能していない中で,いくらスキル獲得のための新たな教育を継ぎ足しても,外部テストを実施しても,見せかけに過ぎないのではないか。本丸となる教員集団の自己改善に突っ込んで足下からきちんとならしていかないと,本来の意味での実質化に届いているとは言えない。


等々,今回のシンポでフロアディスカッションなども聞きながら,PROGのクオリティ云々の問題よりも,そうした大学教育の進んでいる方向性や背景にある本質的な問題に意識が向かい,色んな事を考えることが出来た。

簡単に答えが出るものではないが,引き続き考えていきたい。


そして,帰りの飛行機(最終便)も台風の影響で引き返すかもしれない「条件付き運行」だったが,なんとか無事たどり着いた。そしてやはり揺れた。。


この週は1週間で3度の出張でちかれた〜(>_<)

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2011年09月08日

第17回授業デザインWSだん

JAEDフォーラムに続いて,8月31日・9月1日は「第17回愛媛大学授業デザインワークショップ」@国立大洲青少年交流の家でした。

SPOD事業の一環でもあるので,四国内で5年以内に着任された教員(基本任意)を対象に授業デザインの基礎を身につけるプログラム。7月と9月の年に2回あって,毎回大体20名ほどの参加者がある。

基本的には,企画室からのミニレクチャーを数本挟み込むが,参加者同士がグループで作業を進めて,最終的に各人が各グループで開発した授業の模擬授業(+フィードバック)を行うというもの。

開発する科目はそれぞれの先生方の専門とは異なるものをこちらで選定し,全くの新規科目を開発することになるので,一定の戸惑いを抱えられながらも,所属大学や分野の異なる先生同士で知恵を出し合って,授業シラバスと模擬授業のシナリオを作成・実演・評価する。

最後は,本学学長から修了証を授与して終了。

みんな最初は「大変そうだなぁ」と思いつつも終わると大抵気持ちよくなって帰って行かれるようだ。


今回は,元同僚の森さん,鹿住さんが島根からわざわざ見学に来られて,久しぶりに色々と話も出来た。
(しかも,今回はスタッフ数が足りなくて,模擬授業会場のファシリまでお願いしてしまった。ありがとうでしたm(_ _)m)

僕が抜けたこともあってかなり大変そうだけど,出来るペースでやっていって欲しいし,せっかく出来たつながりなので,力を合わせられるところは合わせて,日本の抱えるたくさんの高等教育の課題を乗り越えていければと思う。

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第1回高等教育開発フォーラムだん

さて,気がつけば前の書き込みから10日ばかし経ってしまいました。


8月29日の第1回の高等教育開発フォーラム@Ritsは,60名ほどの参加者で無事終わった。

JAED主催のこのフォーラムは実践に根ざした研究・開発を共有していく場,FDプログラムのコンサルテーションを通じて,通常の研究発表とは異なる会自体が支援の場になることを目的としている。

FDコンサルに関して,今回僕は司会という立場で2大学の事例を取り仕切ったわけだけど,なかなか難しいように感じた。

というのも,大きく2つの問題があったように思う。

1つは,やはりみな通常の学会やシンポジウムに慣れていて,報告者に対して色々と質問をして報告者が回答するという従来のスタイルになりがちだったということ。

報告者は研究報告という目的ではなく,コンサルすなわち自大学の事例を紹介し,悩みや課題・問題点に対して建設的なコメントをフロアから求めている。

それはコメントをする側の力量がまだ未成熟という問題もあるだろう。

もう1つは,報告者側のスタンス。どうしても自分の大学の「自慢」に近い報告になってしまい,悩みや問題点をさらけ出すというよりも「こんなに頑張っています。どうですか!?」といった形になってしまう。

これだとコンサル側としてもコメントが出しにくい。

もちろん報告してくれる大学にとっては日常の努力を公開の場でエンカレッジしてもらうことが,大切な意味を持つ場合もあることを考えるとあながち悪いとは言えない。

これらのことからも,公開の場でのFDコンサルについてはまだまだ多くの課題があるように感じた。

とはいえ,より質の高い実践知の共有と開発はこの国にとって喫緊の課題であり,一大学のフォーラムやシンポジウム,研究のための研究を志向する閉じた学会とは異なる協会ならではの強みを活かして動いていくことが重要と思われる。


アフターは,川島先生@国研が祇園のステキなお店に連れて行ってくれて(名前忘れた…),栗田さん@NIAD,加藤さん@新潟大,江本さん@岩手大らとゆっくりお話ししました。

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2011年08月28日

第1回高等教育開発フォーラムうぃる

さて,明日は第1回目となる「高等教育開発フォーラム」@Ritsです。

【日時】2011年8月29日(月)9:30-18:20
【場所】立命館大学衣笠キャンパス

詳しくは,ポスター参照→(http://www.jaed.jp/event/poster.pdf

これは「日本高等教育開発協会(JAED)」の年次大会として位置づけられるもので,従来の研究報告はもちろん,実践的なプログラム等の開発研究のセッションや能力開発のWS,国内外の最新状況などをレビューするレイトニュースアワーなど,通常の学会とは異なる様々な趣向が凝らされている。

また,事例研究としてFDコンサルを設け,事前に申請のあった大学のFDについて,JAEDメンバーを中心に公開コンサルを行うという日本では初めての試み。

学会の在り方も時代の変化とともに変わっていくことも必要であろう。

明日がその端緒となればいいなと思う。


posted by つよぽん at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

SPODフォーラムだん

さて,23日〜26日まで4日間続いたSPODフォーラムも無事終了しました!

計454名の参加ということで,例年よりもたくさんの方にお越し頂きました!

特に今年からは昨年度末でGP予算が切れたことで,自主財源による運営がスタートし,会費を徴収している四国内についてはフォーラム参加は無料だけど,四国外からは7000円を徴収する形になった。

とはいえ,結果的には四国外からの参加者は無料だった昨年度よりも増えた。
多くの方からの信頼が寄せられている証拠と言えよう。


実はこのフォーラムにはこれまで参加したことがなかったんだけど,今回,僕はスタッフとしてまた講師として参加することになったので,色々と見させてもらうことが出来た。

何といってもフォーラムを準備する段階からの手際の良さ,特に職員の方々の細やかな配慮,準備体制には感心させられる。

教育企画課のスタッフはもとより,人事課のサポートもあって,本当に一丸となって臨んでいる。

毎日遅くまで準備に当たったみなさま,本当にお疲れさまでしたm(_ _)m


僕自身は今回セミナー1つ「学習成果をどう測定し,活用するか」とラウンドテーブル1つ「授業改善」の2つを実施。

前者は120分で,学習成果測定の背景から概念整理,多様な測定ツールの特徴概観,といったレクチャーに加えてデータリテラシーの育成に係る演習,アセスメント・プログラムのデザインに関するワークといったWSスタイルも行うというよくばりな内容のため,少しきゅうきゅうな感じやったけど,なんとか収まった感じ。。

参加者のニーズや当該組織での進捗状況もばらばらなので,照準を合わせるのはなかなか難しい。
また反省して,改善できるところは改善してよりよいプログラム作りを目指そう。

ラウンドテーブルも色々と即興で取り入れて議論も結構盛り上がったので良かった良かった。


参加者としても色々と見させてもらった。

例えば,中村文子さん((株)ダイナミックヒューマンキャピタル)による「教員主導・学生主体の授業の進め方」に関するセミナー(10:00-17:30)もなかなか面白かったし,今回トップリーダーセミナーとメインシンポジウム「高等教育におけるマネジメント−危機管理と情報開示の意義−」に登壇された諸星裕先生(桜美林大学)の話っぷりはなかなかスカッとした。さすがに「とくだね」をはじめ各種メディアで慣れていることもあって,それはテレビのショーを見ているよう(ちょっと大袈裟だけど)。

アメリカでの豊富な経験も踏まえて,日本の大学教育の問題をばったばったと指摘するのは聞いていてスカッとする。
もちろん,全てがその通りとは思わないし,大袈裟に話している部分もある。
こういう口調を好まない人も多いだろう。

メインシンポでは大局的な立場から石橋晶(文科省)さんが登壇。

先に報告した諸星先生に触発されてか,文科らしからぬ(良い意味で)用意していた資料に基づかない自分の言葉での発表。

特に今年度より施行された「教育情報の公表」の「公表」(「開示」ではない)に込めた想いを力説。

若い方(実は僕と同世代)だけど,その柔軟さと度胸に感銘。
フォーラム懇親会の後の2次会にも普通に参加されるなど,フットワークも軽い。

2次会では,シンポジウムのコーディネーターをして頂いた池田輝政先生(名城大),うちの学長,機構長,共通教育センター長,高知大学副学長をはじめ要人と学外教職員有志,それからわれわれ企画室のメンバーとでディープな話が色々と出来た。


そんなこんなで慌ただしい4日間でしたが,有意義な時間を送ることが出来ました。

参加されたみなさまにとってもそうであると嬉しく思います。


お疲れさまでした。


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2011年08月17日

今日の一日

今日も暑かったですね。

僕は朝から研究室の模様替え。
(模様替え大好き人間なのです)

汗ダラダラ流しながらやりました。

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2011年08月16日

8月前半の振り返り

さて,8月になりましたね。

毎日暑いこと暑いこと。

さて,僕は7月末の淡路島研修からそのまま一路東京へ。

2日(火)・3日(水)と広大のセンターが主幹の「全国大学教育研究センター等協議会(http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/viewer.php?i=217)」が一橋大学あったのです。

今まで行ったこともないし,特に行くつもりもなかったのですが,上司から「うちが来年の開催校になって,中心的に動いてもらいたいので,行ってきてもらえるかな」と言われたので,先方との打合せや写真撮影などの業務を兼ねて行ってきたわけです。懇親会までちゃんと出てきました。

初日は,学長挨拶・幹事校挨拶から,代表校による発表5件(香川大,金沢大,北大,東北大,東大),異なるテーマの発表5件に対応した分科会,懇親会と続き,翌日は分科会報告とパネルディスカッション,閉会挨拶,次年度開催校挨拶(本学機構長)といったプログラム。

僕は,とりあえずIRについて報告した東大の分科会へ参加。

報告者は小林先生で,松塚先生@一橋大を司会に,山本先生@広大等々,僕が普段やりとりをする先生方とは異なって,最初は黙って聞いていようと思ったんだけど・・・
ひとたび,声を発し出すと止まらなくなり,上記のメンバーと僕とでIRについてディープな議論。
と言いたいところだけど,やはり議論はいまいちかみ合わない。

研究のみを志向する山本先生,基本東大という立ち位置から下りてこない小林先生らのIRに対する認識と,リアルな高等教育の実践現場におけるIRの問題意識とでは大きく異なり,その認識の差はなかなか埋まらない印象。

全体を通じて,この協議会は広大が主催ということもあって,研究志向が強く,議論の抽象度は高い。
同時に,現場にディープにコミットしている人も少ないので,なんだか肩すかしを食らった感じ。

さぁ,この協議会,来年は愛大。

愛大流のやり方もあるけど,参加者の大半は上記のような現状なので,どの程度のラインで落としどころを見いだすかといったところ。。


そして,帰松後はすぐに「次世代リーダー養成研修」(5日)で「高等教育IR」についての講義(+WS)。

対象は,SPOD加盟校からそれぞれ選ばれた今後の大学運営を担うであろう若手〜中堅の職員。

丸1年をかけて2泊3日の研修を計4回?(もっとかも)行うというもの。

最終的には,SD講師を担当できるレベルまで持っていき,翌年のSPODフォーラムで実際に講師を担当することになる。

なかなか気合いの入った取組だ。


とりあえず僕はIRについてのお題をいただいたので,大学評価,質保証を含めてレクチャー。
実践力量ということでWSも入れたわけだが,IRでWSというのはなかなか難しい。。
講義パートでしゃべりすぎたせいで,ワークの時間も十分に確保出来ず申し訳ないことに。
逆にそれくらい話さないといけないことが多すぎるとも言える。

いずれにしても良い機会をいただいた。


IRについては,諸外国での取組事例報告に止まらず,学内での具体的実践に基づいた議論,そしてIRを担う人材(IRer)の養成が喫緊の課題である。

着実に取組を重ねていこう。


次は,今月23日〜26日まで本学で開催されるSPODフォーラム(http://www.spod.ehime-u.ac.jp/forum2011/index.html)。

僕は25日(3日目)の10時〜12時の間「学習成果をどう測定し,活用するか」といったテーマでセミナーを担当します。

このセミナー,真っ先に定員に達しました。
みなさん,関心が高いのですね。

参加名簿を頂きましたが,全国から愛大を含めて29の機関から参加されます。

今し方資料作成を終えました。。

気合い入れて臨みたいと思います。


その他にもたくさんのプログラムが用意されています。
(なお,申込はもう締め切られています)

たくさんの申込ありがとうございました。

松山にてお待ちしております。

お会いできること楽しみにしています。


ふぅ,これで空白の4ヶ月をキャッチアップ(ざっくりだけど)完了!


posted by つよぽん at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記